<FIFA U-20 ワールドカップ アルゼンチン 2023>
グループF
フランス 1-2 ガンビア
解説:中山淳
実況:桑原学
開催日:2023年5月25日(現地)
開催地:エスタディオ・マルビナス・アルヘンティナス,メンドーサ
ガンビア対フランスの壮絶な一戦、こちらで試合のハイライトを振り返ります。
ガンビアは逆転ドラマを演じ、ノックアウト・ステージ進出を確定させました。一方、フランスは2連敗となり、敗退の危機に立たされています。
前半、ガンビアがフランスのキーパー、ヤン・リエナールのパスミスから得たチャンスを最後にアダマ・ボジャンが狙います。
しかし、ボジャンのシュートがキーパーに当たり、跳ね返ったボールがフランスのDF、タンギ・ズークルーに当たってゴールに吸い込まれ、ガンビアが先制点を許してしまいます。
後半、フランスは逆転を狙い、左サイドからのフリーキックで同点ゴールに成功します。
ガンビアのキーパーが落下地点を見誤り、ウィルソン・オドベールが見事なヘディングで試合を振り出しに戻しました。フランスのサポーターは再び希望を抱きました。
しかし、試合の行方は最終的にガンビアに傾きました。
右サイドエリアでボールを受け取ったマミン・サンヤンが、巧妙なワンフェイクを交え、ジョーダン・セメド・バレラをかわして見事なシュートをゴールに流し込み、2点目を奪いました。これがガンビアの勝利を決定づけた瞬間でした。
ガンビアが逆転勝利でノックアウト・ステージ進出を決め、フランスは敗れて敗退の危機に追いやられました。
サッカーファンにとって、これほどのドラマティックな試合は忘れがたいものとなりました。